11PM

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11PMに出演中の団鬼六[1]
11PMのカバーガール。実話と秘録1965年(昭和40年)12月24日号より

1965年(昭和40年)から1990年(平成2年)まで日本テレビ系で放映された深夜のバラエティー番組。辻村隆団鬼六美濃村晃玉井敬友長田英吉志摩紫光明智伝鬼など多くのSM関係者が出演。エロ文化の大衆化に大きく貢献。

概要

1965年(昭和40年)11月から1990年(平成2年)3月まで日本テレビ系列で深夜に放送されていたワイドショー番組。SMを含めた当時の風俗が頻繁に紹介されていた。1980年代中頃までは、月・金が大橋巨泉、火・木(読売TV製作)が藤本義一、水が愛川欽也の司会。

別名

主な出来事

1965年(昭和40年)11月8日、井原高忠の企画でスタート。夜11時から。月曜〜金曜。総合ホストは山崎英祐

1965年(昭和40年)12月、実話と秘録12月24日号に「不評の11PM」としてお色気が少なすぎると紹介。

1966年(昭和41年)4月、奇譚クラブ4月号の田沼醜男『マゾヒズム天国』で「すばらしい脚線を誇る六人のカバー・ガールが網タイツをつけて登場」と紹介。

1967年(昭和42年)、一条さゆり11PM(大阪)にレギュラー出演。

1968年(昭和43年)1月20日、ホストの小島正雄が急死。

1968年(昭和43年)9月24日、辻村隆11PMに出演[注 1][2]。28日封切りの『徳川女刑罰史』のプロモーション。

1969年(昭和44年)9月29日、「不良番組対策協議会」で「11PM」「コント55号/裏番組をブッ飛ばせ!」「ナイトショー」などがやり玉に[3]

1969年(昭和44年)10月28日、ローズ秋山福田和彦11PM「サド侯爵もびっくり」に出演[4]

1971年(昭和46年)、11PMの「ベッド体操」コーナーで人気を集めた若林美宏日劇ミュージックホールに出演[5]

1971年(昭和46年)、11PM(大阪)で玉井敬友構成の「ヌード生け花」。企画:西浦武峯[注 2]、藤木環博[6]

1971年(昭和46年)、奇譚クラブ11月号に11PMの『真剣勝負女相撲日本一決定戦』の視聴感想が掲載。

1972年(昭和47年)3月16日、11PM(大阪)で玉井敬友構成の「ストリップインロック」が放映[6][注 3]。出演は劇団スキャンダルと「ザ・イッピーガールズ[注 4]」。

1973年(昭和48年)10月24日、「トルコ風呂拝見記」

1974年(昭和49年)12月24日、ユリゲラーのスプーン曲げ。

1970年末に11PM(月曜日)で、カルーセル麻紀美芸会を取材する放送があった。

1976年(昭和51年)初頭?、団鬼六美濃村晃11PMに出演[7]

1976年(昭和51年)、原栄三郎11PMにレギュラー出演。

1978年(昭和53年)6月19日、ミス・モンロー草刈善鬼の新宿アトリエを訪問する「緊縛師一日訪問」企画が放映[8]

1980年(昭和55年)頃、長田英吉が出演[9]

1986年(昭和61年)9月1日、荒木経惟が出演[10]

1989年(昭和64年)、明智伝鬼11PM出演。

1990年(平成2年)3月、放送終了。

エピソード

資料

引用文献

  1. 文藝別冊 団鬼六』(河出書房新社, 2000)より
  2. 辻村 隆『カメラ・ハント楽我記』奇譚クラブ、1970年(昭和45年)12月号臨時増刊号、25-56.
  3. TVガイド 1969年(昭和44年)10月24日号
  4. 奇譚クラブ1970年(昭和45年)1月号号「サロン楽我記」
  5. 実話情報1971年2月号
  6. 6.0 6.1 SCANDAL1972年(昭和47年)1月, 通算2号
  7. SMセレクト1976年(昭和51年)5月号, p179
  8. S&Mフロンティア1978年9月号
  9. FREAK1980年(昭和55年)5月号
  10. 写真時代1986年12月号

注釈

  1. 大阪11PMで藤本義一が司会。。辻村はサングラスをかけていた。「TV局は吉田を再三誘ったが吉田はでなかった」とある
  2. 「池坊武峯会」主宰とある。
  3. 放映予定の広告が存在。実際に放映されたかどうかは確認中
  4. 橋本リサ、佐々木マリ、大洞夫佐子、王香乃、長谷川宏子。

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