楽園

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楽園 19xx年(昭和xx年)x月号

らくえん

概要

千一夜』1948年(昭和23年創刊)の改題誌。1954年(昭和29年)8月号から11月号までの4冊が確認されている。誌名改題の理由については巻頭言「『千一夜』改題に就いて愛読者の皆様へ!!」に詳しい。改題2号目より、表紙イラストが「オリエンタリズムに富んだショット」より「女性のバストアップ」へと変更された。探偵小説文壇からの寄稿者も多く、『千一夜』時代にも縁のあった川野京輔や杉山清詩を始め、山田風太郎、山村正夫、大坪砂男と言った昭和20年代初頭にデビューした探偵作家の創作小説も掲載されている。11月号より龍胆寺雄「妖精の国」の新連載が始まっているので12月号以降の存在も否定できないが、新連載作品が開始された号で廃刊する雑誌は皆無でない為、1954年(昭和29年)11月号が終刊号の可能性もある。

発行年・出版社

1954年(昭和29年)8月号から11月号(?)、桃源社[注 1]

発行人・編集人

発行人:有吉玄蔵。編集人:高原紀一。

主な出来事

1948年(昭和23年)5月、『千一夜』創刊。

1954年(昭和29年)8月、雑誌名を『楽園』へ改題。

1954年(昭和29年)、10月号、11月号の表紙は青柳栄次郎。8月号、9月号の表紙「Okishio」のサインは沖渉二の可能性[1]

エピソード

引用文献

  1. 黒田氏情報@風俗文献談話室

注釈

  1. 当時の住所は東京都台東区日暮里2-9。

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