問題SM小説

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問題SM小説 1970年(昭和45年)5月創刊号

もんだいえすえむしょうせつ。 1970年(昭和45年)5月、コバルト社から創刊。人目を避けるように改題した同社の「SMマガジン」と対照的に最初から堂々と「SM」を用いた。

概要

サスペンス&ミステリーマガジンの臨時増刊号が独立した形で、1970年(昭和45年)5月に創刊。次第にマゾ男性専門雑誌へと変貌していく。雑誌コード:8753

発行年・出版社

1970年(昭和45年)5月-1975年(昭和50年)にコバルト社から刊行。1975年(昭和50年)11月終刊。

発行人・編集人

編集人:辻岡定彦[注 1] 発行人:茂木英二

主な出来事

1968年(昭和43年)9月、サスペンス&ミステリーマガジンが創刊。

1969年(昭和44年)10月、サスペンス&ミステリーマガジンの臨時増刊号第1号として『SMマガジン[注 2]10月臨時増刊号』を発行[注 3]

1970年(昭和45年)2月、臨時増刊号第2号として『SMマガジン2月臨時増刊号』。

1970年(昭和45年)5月、臨時増刊号は『問題SM小説』として独立。

1971年(昭和46年)12月15日、問題SM小説特別増刊として『飛び出す緊縛』。第2巻・第14号となる。650円。

1972年(昭和47年)11月、別冊問題SM小説を創刊。

1975年(昭和50年)、休刊。

エピソード

  • 創刊号の「編集後記」にて、編集人の辻岡定彦は「今までSMマガジンの臨時増刊号として、昨年二回発行しました問題SM小説は、第三冊目の臨増を出す予定だった三月に、独立して月刊誌となったわけです」と述べている。

引用文献

注釈

  1. 編集後記には「SMは素人」と書いてある。
  2. 本来なら『サスペンス&ミステリーマガジン臨時増刊号』というべきところを、略号の『SMマガジン』を使っている。
  3. 編集人は同じく松山譲一椋陽児や植草甚一が書いている。

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つながり

SMという言葉の誕生