千一夜

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千一夜 1950年(昭和25年)12月号
桃源社時代の千一夜 1953年(昭和28年)12月号

せんいちや、1948年(昭和23年)ー1954年(昭和29年)(『楽園』へ改題)。1948年(昭和23年)にカストリ雑誌として創刊。出版社を変えながら1954年(昭和29年)まで続く。探偵小説雑誌と位置づけられるが縛りの挿絵多数。

概要

1948年(昭和23年)創刊の探偵小説雑誌。1954年(昭和29年)8月号から『楽園』と改題された。

発行年・出版社

1948年(昭和23年)5月、東京出版社

1949年(昭和24年)5月、明星社(編集人:有吉玄蔵)

1950年(昭和25年)12月号は株式会社千一夜出版社(東京都葛飾区下小松町1367)

1951年(昭和26年)1月15日、『別冊千一夜画報』創刊。

1953年(昭和28年)春頃に桃源社に変わる。

発行人・編集人

創刊編集人:谷清

有吉玄蔵:1953年(昭和28年)12月号

編集兼発行人:徳永巌(1950.12)

発行人:有吉玄蔵(1953)

主な出来事

1948年(昭和23年)5月、『千一夜』創刊。東京出版社。創刊編集人は谷清。

1952年(昭和27年)頃、矢田貝寿広が表紙を描いていた。

1953年(昭和28年)春頃、編集人が有吉玄蔵に代わり、発行は桃源社で大阪編集室も設置。

1953年(昭和28年)、5月号の表紙は沖渉二が描いた模様[1]

1953年(昭和28年)12月、12月号は『特集:キンゼイ報告日本版 女性の性行為』。「第一章 處女時代」「第二章 戀愛時代」「第三章 異常性欲」(高安病院精神科医 村田信の解説、吉田一枝「サジズム女の閨房日記」、法廷記録「性の斷末魔」)「第四章 人妻時代」。大木悦二『ソドムの園』など。緊縛の挿絵など多数あり。

1954年(昭和29年)8月、雑誌名を『楽園』へ改題。この年に廃刊。

エピソード

  • 最初は大阪で発行されていた[1]
  • 沖渉二が表紙を描いたとう話しもある[1]
  • NHKに勤務していた探偵作家の川野京輔が作品を発表しており、横溝正史の戦前作品が再録された事もあある[1]

引用文献

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 黒田氏情報@風俗文献談話室

注釈

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